チンチラとはなんぞや?

「チンチラ」といっても猫のチンチラではありません。げっ歯類、すなわちネズミの一種の動物です。チンチラは南アメリカのアンデス山脈、標高5000mの山岳地帯に生息しています。
大きな耳とピカチューのようなギザギザのシッポが特徴的で、体はずんぐり、毛並みはとてもなめらかです。

鳴くことはめったになく、極たまに「グーグー」というような泣き声を発します。フンや尿のにおいはほとんどなく、とてもきれい好きです。標高の高い涼しいところにいた動物なので、暑さには弱く、およそ25℃を超えるとぐったりしてしまいます。

チンチラはあまりにすばらしい毛並みのため、毛皮として19世紀初頭に乱獲されました。そのため一時的に絶滅の危機にまで陥りましたが、アメリカや原産地のチリなどで繁殖・保護に成功し、その数は増えてきています。現在チンチラの仲間のチンチラ属の動物はみんなワシントン条約の保護動物になっています。そのため野生のチンチラは輸出入が禁止されていますが、店頭などで売られているのはたいてい繁殖会社によって繁殖されたものなので、それらのチンチラはペットとして飼育することができます。

体のしくみ

えさについて

チンチラは草食性の動物です。えさには市販されているチンチラフードがいいでしょう。ただ、それだけで飼育するのはおすすめできません。人間だってご飯のみではつまらないように、チンチラにもおやつなどがあればよいでしょう。具体的にいうと、野菜、野草果物、たまにひまわりの種があればいいでしょう。そして一番大切なのはやはりでしょう。しかし!!うちで飼っているチンチラはどういうわけか水を飲みません。というのも家ではチンチラを家に迎え入れる前から先住している動物がいまして、彼らの名前はハムスターといいます。ハムスターは水分のある野菜、さしずめキャベツがあれば水はいらないという、なんとも経済的なんだか違うんだかわからないという動物です。最初いまいち飼い方のわからなかったアホな私はハムスターと同様に水分といえばキャベツしか与えませんでした。そして現在・・・わが家のチンチラはいくら水を設置しても飲まなくなり、キャベツ・レタスをおいしそうにがっつくようになってしまいましたとさ。

砂浴び場について

チンチラは、皮脂腺から分泌物を出します。これを落とすために砂浴びをしてその分泌物を落とします。いつでも砂浴びできるように、乾いた清潔な砂を入れた砂浴び場を置きましょう。家では猫用のトイレ砂を使用していますが、これはダメな例です。推奨されるのはチンチラ用の砂、もしくはもっと目の細かい砂がよいでしょう。猫用トイレ砂はおしっこを吸収し固める成分が配合されていることが多いので、毛や皮膚の油分を吸収してしまいます。皮膚炎の原因になるので、お勧めできません。(うちのは試しに専用の砂を使ったのですが、その直後あたりから目の周りに異変が起きたのでそれ以来使用は控えています。)

家のチンチラの小屋から逃げる様子三カットはこちら
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