寄生獣について

この作品に対して他にも何かご意見・ご感想がございましたらマンガ専用掲示板へお書き込みください。

情報提供者にゃらさん
  古いけど講談社の寄生獣。 15歳以上推奨って事で。

ある夜、宇宙から未知の生命体が地球に降り立った。彼らは人間の脳に侵入し、体を支配することで人間に成りすまし、夜になると人気のないところで人間を食べるのだ。主人公・泉 新一も彼らの餌食になるところだったのだが、間一髪、機転を利かして腕から入ったパラサイトを肩周辺に布を巻くことで脳への進入を阻止することに成功した。脳を支配できなかったパラサイトは新一にミギーと名づけられ、攻撃を仕掛けてくる同種から、自分の身を守るために共同で戦い続ける。母親や自分を想ってくれていた人が殺されるという悲しい出来事を苦しみながらも乗り越えていく新一の様子が見所のひとつ。終盤では最強のパラサイト・後藤との山中での戦いにおいて、新一一人の力で戦いを挑む。強力な後藤の前に死にそうになる新一だが、山に捨てられていた産業廃棄物という毒によって後藤は力尽きる。皮肉にも人間が出した毒によって新一は助けられたのだ。本作はパラサイトという視点から描くことで、人間のエゴについて読者も思わず共感してしまう内容を描いている。パラサイトが人間を食べるのは、生まれながらにして持っていた命令を実行しているに過ぎないということも書かれていた(と思う。)人間の存在がいかに勝手かというのを思い知らされる作品だと管理人は思う。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送